まさに今、Sunny

どんよりしたモノ吐き出せばきっと晴れるさ頭の中

【デザイン】時差式信号機がデザインとしてダメな理由【危険】

時差式信号機にイライラしませんか?

皆さんの周りにもありますか?時差式信号機。

 時差式信号機 - Wikipedia

 

赤信号+矢印だったり、交差点の片方だけ青を延長したり、といろいろ形式があるらしいですが、ここで問題とするのは後者の「灯火が青の時間に差を設けることで右折車を捌く」タイプの時差式信号機です。

 

これ、考えたやつちょっと来いや!といつも思っています。

 

「赤信号+矢印」ならいいんです。交差点としては赤信号だけど、矢印の方向だけは例外的に進んでいいことになっている、ということがわかるから。

「青の時間差」タイプはもうダメ。カス。ゴミ。

もうね、いつもいつも思っているあまりヘイトが蓄積してきてヤバいので、ちょっと吐き出します。

 

だって、対向車線が青なのか赤なのかわからないし。実際ノーヒントでしょ。

振り返って対向車線側の信号が見えればいいけど、いつもそうはいかんだろ。

対向車側が赤になっても、どうせ両方赤だし行っちゃえって突っ込んでくることもあるだろ。

対向車線の右折車が、黄色になったから曲がろうとしたらこっちは青のままで直進車が普通に進んだら事故るだろ。

 

デザインとしてダメダメ

デザイン - Wikipedia

デザインって言葉をデザイナーでもなんでもない自分が使うのはちょっと抵抗あるんだけど、デザインという言葉は見てくれのことだけを意味しません。

僕の好きな番組にNHK教育の「デザインあ」というのがあって、美術とか音楽っぽいアート寄りのところも、問題解決のための手法としてのデザインってどういうことかというところまでも、わかりやすく示してくれる。

www.nhk.or.jp

 

で、交通をどう捌くか、というのは社会的なデザインの話なわけです。

道路の交点に、信号機を置くというのも、ロータリーを置くというのも手段であって目的ではない。

 

で、右折車が多い交差点があって、対向側の交通量が少なければ良いのだけれど、対向車もそこそこ多いぞというときは、右折車のせいで詰まるわけです。

この解決のためには右折専用レーンを置くのが一番ではあるけれども道幅がそれほど取れないぞ、というようなときに、時差式信号機を置くぞ、となる。

右折車だけが進める時間を作ることで詰まりの原因である右折車を捌くわけですね。

 

それでさ。

赤信号になってから、矢印出すのはいい。いったんみんな止まるから。

その後で「右折車だけ行って良し」、これわかりやすいよね。

 

「片方だけ青を長くすればいい」というのはね。直感に反するんだよ。

 

基本的には交差点の信号って、直角に交差する側とは赤青逆の状態になっていて、対向する側とは同じサインが出ているもの、という前提があるわけでしょ。

なら、っていうのがお約束なんです。

なのに、のままな状態でになったかどうかなんて、わかんねーって。

対向車線がスピード緩めたら、止まるのかな?って思って、あ、向こうは赤なんだな(多分)って推測して動き出すことになるわけです。推測って何よ?って話ですよ。

対向車側が赤になりましたよ、反対車線は止まることになっているので右折していいですよ、っていうなら出せばいいじゃん。

 

 

信号機の発する情報というのは、円滑な交通の基礎となるものです。青なら進んでよし、赤なら止まれ。そこにはプラスアルファの意味はなくてシンプルだし、そうあるべきなのです。

もちろん信号が青イコール「進んで大丈夫」を意味しないので、実際には状況に応じて、となるわけですが、本来、「今こちらの車線は進んで良いことになっていますよー」という情報は、信号機が提供すべき、しなければならない情報なわけです。

なので、基本的には目線の端で青か赤かをとらえれば十分で、注意力のリソースは歩行者とか周りの車とか、ほかに向けることができる。

 

ところがこの時差式というやつは、

「アナタカラ見テノ信号ガアリマス」

という情報しか提供しないくせに、

「対向車線ハデショウカデショウカ?サア、ドッチ?」というクイズをぶつけてくるわけですよ。

いらんわ、そんなん。今求めてないわ。

 

そこに余計な注意力を割かなければならないことでドライバーに余計な負荷をかけるし、誤認すれば即事故につながるし。

「信号機そのもの」から「信号機が伝えるべき必要な情報」を読み取れない時点で、デザインとしてきちんと機能していないわけです。

一方で、赤信号+なら、対向車線も右折が出ているかもしれないけど、交差点全体としてはになった、ということは読み取ることができるわけです。

 

 

 

コストの問題でできないというなら、せめて青信号を点滅させるとか、青+赤色点滅にするとか、そのへん新しく全国統一ルール作って、対向車線の信号の状況について何かわかりやすいサインを出しておくれよ、と思うわけです。

 

ここ北海道でも外国人観光客が増えて、団体バスツアーより個人客が多くなってきている中で、外国人がレンタカーのハンドルを握る機会も増えています。

外国での時差式信号機の状況というのがどうなのかわかりませんが、漢字だけで「時差式信号機」って書いてあったってわかりゃしませんって。

マジでこのせいで大事故が起こる気がしてならない。

北海道警察に限らず、警察庁さん、何とか考えていただきたい。本当頼みますよ・・・・

【SIAF】札幌国際芸術祭2017 OPEN GATEに行ってきた

 

9/16土曜日。

午前に自分だけ久しぶりにフットサルで体を動かしてから、夕方は一家で石山緑地へ。

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ここはもともと、石山と言うくらいなので札幌軟石の採石場跡だったのを、芸術家集団の手でアートな空間に作り変えた場所、なのです。

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まあそれほどキャパの大きな場所ではないし、何もない時は割と空いているので、貴重な穴場ということもあって混雑して欲しくはないのですが、地味に観光客の方にもオススメなスポットなのです。

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そこの一角を舞台に、今回の札幌国際芸術祭で不思議なイベントが開催されました。

 

OPEN GATE

Asian Sounds Research Presents OPEN GATE 2017 ~ 動き続ける展覧会 An ever-changing exhibition 「何もないところから」~start from here – 札幌国際芸術祭

言葉では、説明の難しいものだったけど、子どもたちは楽しかったようなので何より。

 

あえてちょっとだけ説明すると、アーティストが現地で好きなように活動しパフォーマンスをする。

 

一緒にやったりやらなかったり、決まった形もなければ、観客は「何を見るべき」かもわからない。いわゆる「第四の壁」がなく、会場には観客とアーティストがフラットに漂う。

もちろんそれぞれのアーティストの持ちネタというかそういうのはあるけど、即興性のカタマリというかそれしかない。

 

やっているのは、例えばシャボン玉を飛ばしたり、バッテリーにつないだ剥き出しのスピーカーの上に木の実を置いて振動させると木の実が踊ってポコポコいうとか、釣竿の先にラジオをぶら下げてノイズを流しながらうろつくとか、ガスをいれた風船にアルミ蒸着の防災シートをぶら下げたものをいくつも浮かべるとか、流木みたいなものを奏でるとか、丸太から周囲に張った糸に木の葉を通して丸太をノミで削って葉っぱが踊るとか、緑色のムックみたいな奴がもぞもぞウロついたりとか。

 

で、こういうアートに触れると、僕らか「芸術活動」とか「アート」と聞いて頭に浮かべるものがいかに型に嵌められているのかわかる。

舞台でも演劇でも、音楽でもない。あえて言えばパフォーマンスだけれども、何を見たのか一言では言えない。その「場」を味わうというのだろうか。

 

まあ、何やってるのかわからんからこういうの全然好みに合わない、という人もいるかも知れないが、これも楽しめた方が人生楽しいよなぁ。これはその場にいないと映像では限界があるかな。まあ、子どもたちが楽しんだのが僕にとっては全て。

 

シャボン玉に引きつけられてその場にいた子どもたちが大友さんのところに集まり、やって見たいとか話しかけちゃったり。

実演中のアーティストに話しかけること自体ありえない気がするんだけど「良いんだよぉ〜、はい」と渡してくれる大友さんはとても優しい。子どもたちにとってはたぶん「なんか変なことをやってる面白いおっちゃん」なんだろう。

 

アーティストって、普通の人が子どものころ楽しいと思ってやっていたことをだんだんやらなくなっていく、それを大人になっても楽しんでいる人たちなのかなと思った。大人でも楽しんで良いんだよってね。

 

 会場はもともとこんな穴ぼことか、キューブ状の石が点在していて面白い場所です。

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撮影禁止なのはちょっとだけ残念

実は、いかなる撮影も録画も禁止、と言うことでしたが、現地の説明書きにちょっと書いてあったくらいで、公式ページにもその旨の記述はなく、禁止の理由はどこにも明示されてない。少なくとも僕は見つけられなかった。

SNSではその旨の告知もしているようだけど、僕は基本やらないし。

まあ、撮影可能にしてしまうとインスタ蠅が「自分の良いように切り取りたい」欲求で周りが見えずにパフォーマンスがぶち壊し、になるかもしれないとか、コンセプトとして全体の雰囲気を感じ取ってもらいたいのに撮影に夢中になるのは本意でないとか、アーティストの権利関係が、とか、理由はいろいろ思いつくのだけれど、所詮推測に過ぎないので、モヤる。

しかも一般人はダメだというのにオフィシャルのカメラマンらしい何人かはパシャパシャ撮ってる。そしてその人たちは、小さな関係者パスくらいはしていたかもしれないけどぱっと見わからない。多少目障りでも、オフィシャルカメラマンだとわかるようにベストを着るとか、かな?

もともとはオープンな公園なので、普段はこの美しい場所を撮影することは誰からも咎められることはない。

今回撮影禁止とすること自体は別に構わないけど、理由は明確に説明するべきかな、と思いました。納得感が違うよね。 

【SIAF】札幌国際芸術祭2017 モエレ沼公園会場に行ってきた

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札幌市では8月から札幌国際芸術祭SIAF2017が開催されています。なにしろキャンプ三昧のため出遅れてしまい、今頃ようやく初見物に行ってきました。

 

まあ、いかなるイベントかは公式サイトでも見てください。3年に一回の芸術祭で今回は2回目。芸術監督は「あまちゃん」の音楽で有名な大友さん。ちなみに前回は教授こと坂本龍一

札幌国際芸術祭 – SAPPORO INTERNATIONAL ART FESTIVAL

 

さてモエレ沼公園といえばガラスのピラミッドですね。

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近寄ってみると中に黄色いナニカが。

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一階は無料ですが二階からはチケット必要。

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黄色い巨大なバルーンと、そこかしこに配された古いターンテーブルから変な音が奏でられます。

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で、まあ触っちゃダメなんだけど、子どもは触るよなあ。

この辺は、展示の中に入っていく感じがするのはいいけど、目の前に何か機械があればつい手を出したくなるのはもう本能だし、ガキンチョに触られたくないなら展示法に何か工夫が必要かな?と。

 

で、パスポート買ってあったので見せて二階へ。

お出迎えは怪しい、いや妖しいタヌキロボ。

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ルンバの上に鎮座している剥製がゴルフクラブを手に迫ってくるのはなかなかシュール。

嫌いな人には合わなそうだけど。

僕はこういう悪ふざけ的なの大好き。

 

同じ空間ではこの辺の地層を再現したものを、上下する荷台に固定した小型カメラでリアルタイムに撮影したものを周囲の壁に上映する、という作品。

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で、それを抜けるとバルーンの中に入れる。

 二階から見下ろすと、一階の部分の内側を見下ろせる。

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この、中に入れるっていうのがいいね。

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続いて出てくる芸術監督の大友さんの作品はこれ。

ガラクタそのものなんだけど、子どもってガラクタ集めるの好きだよね。大人から見たらゴミかもしれないけど宝物なんだよね。同じように他人から見たら無価値だとしても自分が好きなら価値を認めていい。

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で、三階から。

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一番奥は飛行機の圧力隔壁みたいですな。

ターンテーブルが鎮座。

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で、階段で降りると一階は謎の怪しいノイズとともに赤いフラッシュの点滅。

ゾンビ出てきそう、とは長男の弁。

もちろん襲われることはないです。

 

出たら子ども向けスタンプラリーが。

おばけのマールです。 

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ソフトクリームもSIAF仕様でチョコチップが。

って、かけただけかい!

いや、もとが美味いから美味しいんですけど。コラボメニュー出すのは良いけど、もうちょい今しか食べられません的な要素をがんばってもいいかな?

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で、お次はモエレ山へ。

札幌で一番低い山、という人工の山ですが。

稜線に何やらもしゃもしゃしたものが。

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そう、冒頭の写真ですね。自転車です。

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山を登る自転車の群れ。

景色もいい。

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山を降りたら、芸術祭は関係ないですがちょうど海の噴水の時間だったので寄ってみます。

 

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虹が出ましたねー!

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感想

今回のテーマは「芸術祭ってなんだ?」 ということですが、十人十色な答えのあるこの問いに対する答えは「みんなちがって みんないい」なのでしょう。
ただまあ、これぞというウケのいいわかりやすさもまた必要かなと思います。なので、ザッとレポを見た感じでは最もオススメされていたのもあって、まずはモエレ沼公園へと赴いたわけですが、やはりパッと見のインパクトがあってわかりやすかったです。

やや遠くて行きにくいのは難点ですが、公園そのものも素晴らしいので、とりあえず行ってみるならモエレ沼で良いかなと。

ただし、せっかく行くなら天気の良い日にしましょう。

【G.W.】夫婦と子ども3人連れで上海旅行<3日目・5月5日>【旅行記】

さて更新の間が空きました。

 

ホテルの朝食

ホテルのレストランからはお寺が見えます。

中国は儒教のイメージですがお寺もしっかりあるんですね。金ピカなのはタイなどの南伝仏教だからでしょうか。

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朝食はブッフェですが、どれも美味しかった。

中華粥なんて普段なら食べないんですが食べてみたら絶品です。油物の多い中華料理ですが朝のお腹には優しく中華粥がオススメ。

ピータンあったので入れてみました。

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 麺やパンも一通りありいずれも美味でした。

 

上海動物園でパンダに会う

腹ごしらえを済ませたら地下鉄で動物園へ向かいます。

 

上海動物園駅です。

動物のイラストを描いてあって可愛いです。

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いよいよ入場 

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義妹さんが出してくれたので忘れましたが、料金は結構高かった、はず。

話によると、子ども向けレジャーの値段は総じて高いそうです。

多分、もう撤廃されましたが一人っ子政策の影響で少子化が進み、そのぶん子ども1人にかけるお金が多くなり、また子育てにはお金がかかる社会になっているそうです。

 

 園内です

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植えてあるところもありましたが、ダイナミックにそのままお花を置いてます。確かに入れ替えはこのほうが楽かも。

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園内カートがデンジャラス

基本的に子連れでの旅行ゆえ、「観たいものを真っ先に観ること」が鉄則です。

前座を観ているうちに、飽きた疲れた眠いの三重奏が襲ってくるともう最悪なので。

よって、楽チンで効率的ということは正義なのです。だから高くても乗ります、園内カート。

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こんな感じで佇んでいますのでおっちゃんに料金支払います。どこへ連れて行かれるのかわからずまごついていると向こうから「パンダ?」と聞いてくれたので「パンダ!!」と返して金を払い乗り込みます。

忘れちゃったけど結構高かったです。

が、片道ではなく一日中使えるっぽいので、ガンガン使っても良いですし、最低限往復使えばまあ良いかなと。

 

この日はベビーカー持参で来ていたんですが、一番後ろの座席だけ後ろ向き座りになっていて、最後尾の手すりに針金を曲げたようなフックが付いていました。それにベビーカー引っ掛けて搭載します。落ちそうでヒヤヒヤします。

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これ、乗っている状態。鉄柵は最後尾の手摺りです。横向きにフック一つでぶら下げられたベビーカー。

 

で、やっぱり運転は荒い、というか日本の感覚ではありえないスピードで園内を突っ走ります。

サイドがオープンなこのカートでこのスピードはちょっとしたスリルを味わえるアトラクションです。もちろん身の安全の保証はないので自己責任でしっかり手すりにつかまりましょう。

というか、歩行者(※来園者、すなわち客です)相手にクラクション鳴らしてますからね。

 

で、パンダゾーン近くで降ろされて少し行くと。

パンダが石化している?

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竹を配した雰囲気のあるコーナーを抜け、しばし進む。

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と、

パンダキター🐼!!

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さらにタケノコ?でモグモグタイム!!

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これ、現地はゴールデンウィークなど関係なく単なる平日だったこともあるのかもしれませんが、ゆっくりじっくり観られるんです。

上野動物園とかだと押し合いへし合いしながらチラッと見えたかな?という程度で進まざるを得なくなるようなイメージですが、贅沢に堪能できます。流石は本場。

 

小一時間くらいパンダのところに居たでしょうか、満喫したので戻ることにします。

帰りも園内カートに乗ります。

特に乗り場らしいものは特にないんですが少し歩くと降ろされたあたりにまたカートが来るのでチケット見せてゴーバックエントランスくらいのことを言えば多分大丈夫。

 

浦東(プードン)は摩天楼

さてお次は、また地下鉄で高層ビル街に向かいます。

奥の栓抜きが森ビル系列、その手前は仏塔モチーフらしいです。捻れているのがこの時点でブルジュハリファに次ぐ世界2位とのこと。

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なんか感覚狂ってきますね

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これらの反対側にあるのが東方明珠、上海タワーです。今回はこちらに登ります。

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と、その前に腹ごしらえ。

近くのショッピングモールへ。

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お子様はかき氷ですか。

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ていうかデカイ。

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焼き小籠包と普通の小籠包。

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チンゲンサイかな。

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そのほか色々食べました。

 

ここのフードコート、オサレなパン屋もあれば火鍋とか鉄板焼き、うどん屋まであるので、食べたいものを選ぶのにはそれほど困らないかと思います。

ただし旅行者にとってのハードルが2点。

  1. 決済はスマホアプリ前提
  2. トイレはワンフロア上を使うこと

まず支払いは基本的にスマホアプリです。現地にいる義妹さんが居たので良かったんですが、旅行者だとちょっと困るかと。銀行口座開設が前提になっちゃうんです。カードも使えそうな気はしますが自信ないです。

システムとしては注文後、アプリ起動して二次元バーコードを表示し、店のレジでスキャンして貰うと決済OKを求められるので確認する。

たったこれだけなので使えれば超便利ですが。

やっぱり現地口座前提はちょっと厳しい。

 

トイレの恐怖

さて、トイレですが。

ここへ来てついに当たってしまいました。

まあ外国に行って、トイレは基本的には日本と同レベルを期待してはいけません。そんなことはわかっている。

しかし、デパートっぽいところとか、外国人の富裕層が来そうなゾーンなら大丈夫だったので、ここもイケるかなと思って居たんですが、そういうところから見るとここはちょっと現地民寄りになるんですよね。

 

で、ここは地下鉄から直結なこともあるのか、階層が同じこのフロアのトイレはちょっと無しでしたね。

とりあえず8個くらいの個室の3つくらいは壊れて使用不可。昨日今日壊れたのでは無いのは、特に張り紙もなく、ドアは開いているけど便器がゴミ袋とガムテープで封鎖されて使えないことを示してあり、うっすら埃をかぶっていることから、しばらく放置モードということがわかります。

で、禁煙って書いてあるのに、従業員がその壊れた個室を喫煙所として使っている。

使える個室にはことごとく便座が無く(最初から無いのではなくもぎ取られた模様)、残された靴跡から推測するに、土足で便器に乗って和式スタイルで使用することになります。そして個室内には紙が備え付けられて居なくて使用後の紙を捨てる箱が備えてあります。そういうところの紙は、トイレ入口付近にあるのを必要量取って個室に入るらしいデス。

ここではなくワンフロア上に行くと銀行とかが入ってるので、そこのトイレはまだまともに使用できました。ちゃんと便座あるし紙も個室ごとにありましたので。多分下の階は地元民向けなんでしょうな。

いわゆるニーハオトイレでこそなかったですが、破壊され具合と、それをそのまま放置気味なのがちょっと理解しかねる部分でした。公共物への感覚が違うんだろうか。

 

上海タワー

さて気を取り直して上海タワーに挑みます。

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イカれた外観ですな

 

チケット売り場で券を買い、セキュリティを抜けると広場になっています。タワーの麓には石造りのミニ滑り台があり、しばし子どもたちを遊ばせます。

で、入り口から入るとまたセキュリティ。

ちょっと多くね?

セキュリティ抜けると鉄柵でグルグルの迷路になっています。まあ、前も書きましたが基本的に並ぶ習慣がないのでこうでもしないとカオスになっちゃうんでしょう。

鉄柵を抜けるとこんな空間に。ここの淵から入って来て、淵沿いをぐるっと歩かされます。しばらく歩いてようやく中央部のエレベーターに向かうことができます。下はお店が入っているようですが、そのレベルに降りるのは帰り道になります。

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正面左の入り口からエレベーターに乗ります。真ん中に見える透明のチューブは帰りのエレベーターです。

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んで着いたとこ。

263m地点

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やや曇ってて微妙ですが

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やっぱり高いビル御三家は格が違う

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ここからでも十分高いんですけどね

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お土産店のほか、さらに上に上がるエレベーターもあり、また一階下に階段で降りることができます。で、結論から言うと先に上に上がったほうがスムーズです。我々は先に下に降りちゃったんですが。

 

そちらにはガラス床ゾーンを味わうことができますよ!

259m地点

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中華製強化ガラスに命を委ねるのがどうしても怖くてフレーム部分に足を置いてしまいました。

 

で、さらに上に上がるのは別料金なのですが、折角なのでそこまで買ってあります。

エレベーター狭くて混むので多少待ちます。

エレベーター内では天井に映像が映され、エレベーターの動きに合わせた映像が流れるんですが途中からなぜか宇宙空間に打ち上げられてしまいます。

 

で、エレベーター降りたら階段でワンフロア上がるんですが、上がるとコレ。

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宇宙開発のイメージなんですねきっと。

タワーもロケットっぽく見えなくもない。

 

でも宇宙服はクオリティもうちょい頑張って欲しかったかも。作業着にしか見えん。

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宇宙船のイメージなんでしょうかね。

351m地点

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エレベーターのフロアに戻ります。

ダースベイダーとか帝国兵ストームトゥルーパーが出て来そうです。

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この画面はタッチすると反応して色々いじることができます。

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エレベーター降下するともとの球体にきますのでまたワンフロア降りて、下りエレベーターに乗ります。と言うことで完全に失敗ですね、ワンフロア降りるのは帰り道でいいです。

 

で、エレベーター着いたらまだ1階じゃないんです。料金高いぶんサービスするつもりなのかこの後も結構見るところがあると言うか見させられます。子連れの身としては子どもたちの体力面で完全に計算が狂った訳ですが。

 

 78m地点

こんなアートっぽいところを抜けると

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動く床に乗って、ドーナツ状の壁に映写される未来の上海的な映像。映像が動くのと、ゆっくり床も動くのでなんか本当にそのスピードで動いている感覚になります。4Dシアターよろしく雨のシーンでは霧まで出ます。

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この後は科学技術のパネル展示のようなコーナーがあり、そこからまたエレベーターに乗るんですが、なぜか下に下がらず登らされます。

エレベーター降りたらなぜかゲーセンエリアになっていました。

95&98m地点です。

そんなんやってる余計な気力もないので階段を降りると、今度はローラーコースターが!

タワーの中を走るんですね!怖そう。

 

当然ローラーコースターには乗らずに、また下りのエレベーターに乗り込んで、ようやく冒頭の透明チューブから一番下のフロアまで戻ってこられました。

いやはや。

 

外に出るともう暗くなってましたね。

 

タワー前の広場の電飾看板

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近くのビル。保険会社らしい。

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少し遠目に見えるビルは、壁面に動く映像が表示されていました。

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そして怪しく光る上海タワー。

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この日はまた義妹さん宅に。

 

紹興酒開けてもらっちゃいました。

居酒屋の安い紹興酒のイメージしかなかったんですが、こちらはまろやかで嫌味が全くなく、スイスイ行けちゃう。翌朝の帰路が早いのでほどほどにしましたが、調子にのるとぶっ潰れる危険なお酒ですね!

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食事はデリバリー頼んでもらいました。

飽きたんではと言われましたが全然!ということでまた小籠包など。

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翌朝は4時起きで、8:10発の飛行機で帰路につきました。

 

あっという間でしたが、子ども3人連れの割には盛りだくさんで色々観ることができて、大満足でした! 

【G.W.】夫婦と子ども3人連れで上海旅行<2日目・5月4日-その2>【旅行記】

上海旅行記

2日目・夜

前回はこちら

【G.W.】夫婦と子ども3人連れで上海旅行<2日目・5月4日>【旅行記】 - まさに今、Sunny

 

上海雑技団

さて、2日目夜の部です。

この日の締めくくりは上海雑技団の観劇。
夕飯の小籠包を食べた店と、リッツ・カールトンホテルの入っている上海商城という建物。

その中に小規模ながらホールがあるのです。


いやーもう凄かったです。


観る前は折角だし観ておくか、「まあこんなもんかな」程度の感想になるかな?と思ったんですけど、実際生で観ると凄いですね。


人間が目の前で生身でやってるんだというのがね。どれほどの修練を必要とするのか想像もつかない。

 

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少女たちが太鼓を足で回してみたり

 

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人の上で太鼓を回す

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太鼓、人、太鼓、人、人、皿とか

 

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ベンチというか椅子を積み重ねてその上に
片手倒立!

 

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さらに椅子を乗せその上に燭台を乗せて顎で倒立!

 

この他にも沢山あって挙げきれませんが、網に絡まる美女とか大きな甕を操る親方とか、紐で繋いだ日本の棒で大ゴマを回して自在に操る青年とか。吊り輪とかの要領で無理な体勢で空中に静止する男とか。マジシャンも出てきた。ほんともう色々。

 

でも、子どもたちが一番受けたのは、合間に挟まれる息抜き的なコメディタッチのコーナー。

いくつかあったけど、一番受けてたのはコックと支配人が出てくる。

コックがワゴンの上の皿を手で回して立たせ、箸でかき混ぜるようにさらに回転を加えて倒れないようにする。皿3枚回して、ふう、と息をついているコック。たったそれだけで終わるわけもなく、同じワゴンが一台追加。
その端まで行って、6枚全て倒れずに回し終わったと思ったら、最初に回した皿が倒れそうになっている。支配人がアー!みたいな声をあげて最初の1枚目を回せと指示。

慌ててコックがそっちに向かったと思ったらその隙にまたワゴン追加。ええー、みたいな顔をするコック。以下ループ。

単純なんだけどわかりやすく、ゲラゲラ笑ってました。

 

基本的には緊張感、緊迫感のあるものが多いのですが、そればかり続くと慣れてきて、飽きてしまいますし、疲れます。そこでちょっと力の抜けた笑いのコーナーで緊張を落として、また次から緊迫感のある演目をやるわけですね。


気づけばあっという間の1時間半とも言えるし、でも中身が濃かったので随分たっぷり見た感じもするし。

こういうものは事前知識はあまり要らなくて、頭カラッポにして観た方が良いでしょう。
言葉での説明は不要ですね。

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ホテル泊


観終わって、徒歩で近くのホテルに向かい、1泊。

次男坊、甥っ子、奥様、義妹さんとは離れて、長男と2人部屋。

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部屋からの眺望。

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ファミマで買ったお菓子。かっぱえびせんもどきのメーカー名はOishi、オイシイ?

塩味ではなくて醬の風味かな?

 

昨日の記事にも載せた、長男と街歩きして得た成果。

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ピカチュウは、円盤が回転しながら下に降りるのを手首を使って回して遊ぶ。磁石を仕込んであるので鉄の輪から離れ落ちない。電池とLEDで回転しながら光る。25元くらいだったかな?

ドラえもんはポケットがスイッチになっていて、押すと目がルーレットのように切り替わる。20元。

キャラクターものはパチモンかと思いきやちゃんとライセンス品っぽい。

扇子は、日本の百均でも売ってそうだがまあいいかな。10元くらい。

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腕時計は一応機械式で、何か書いてあるけど実売は189元。帰国後にダイソーの工具を買ってサイズ調整した。

 

 

 

【G.W.】夫婦と子ども3人連れで上海旅行<2日目・5月4日>【旅行記】

上海旅行記2日目

 

午前の部:近所の散策


午前は生憎の空模様ですが小ぶりなので近所を散歩しました。 

川を橋の上からです

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反対側

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渡った先には科技館という博物館。

今回は入りませんでしたが、中央の球体が気になりますね。

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日本人向けマルシェなどに寄ってお買い物しました。日本のスーパーと変わらず食肉はパッキングされ、見慣れた野菜も並びます。現地のお菓子と日本のお菓子も。

日本産のものは、おそらく現地の方から見ると、馬鹿高いのだろうなと。

お菓子なども中国の国産品は10元未満、下手すれば5元切りますが、日本のものは20元以上とか普通にあってビビります。

 

午後の部:長男と2人で街歩き 

午後。
次男坊と甥っ子は眠くなったので、お昼寝させることにして、体力と暇を持て余しそうな長男と2人で街歩きしてみることに。
長男と地下鉄で移動します。

 

地下鉄の入り口側にあるバス乗り場

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入り口です。

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ちなみに、バス乗り場もそうですが、地下への降り口の手前にステンレスの鉄柵が見えますね。これ、ちょっと違和感無いでしょうか?

この意味は後々思い当たりました。

 

列を作って並ぶという文化

おそらく、このような柵がないと、一斉に人が殺到して危ないのだろうな、と。基本的に、並ぶという文化がないのですよ…。

これは後で路上のタクシー乗り場を見ても思いました。車道と歩道を分離する柵があり、途切れたところがタクシー乗り場なんですが、柵と平行にステンレスのパイプが、人が一列ギリギリ並べるだけの幅しか開けずに備え付けてありました。

これがないと割り込んでしまうんですが、さすがに1人ギリギリの幅だと大人しく並ぶようです。発想がもう競走馬のゲートとかと同じですね(^_^;)

 

また、この翌日訪問した上海タワー内部でも、ゲートを通った後に迷路のようにグルグルと柵がありました。

まあ、ぎっしり混雑するなら列を回すために折れ曲がるのはわかるけど、そこまで混んでないのに無駄に迂回させられるのには閉口しました。しかしそれがなければやっぱり割り込むんだろうな、と思うと仕方ないなと得心した次第。

 

上海地下鉄事情

さて地下鉄の話に戻ります。

保安検査

地下鉄に限らないんですが至る所で保安検査があります。観光施設とか人の集まる場所、テロの心配される場所ではたいてい有るんじゃないかと。

空港でやるアレと同じく、x線の透視装置のコンベアがあるので、荷物をそこに通し、自分は金属探知機ゲートもしくは係員の手持ちのもので検査されます。空港と違うのでパスポートは出さなくて大丈夫です。

また、必ず厳密にというわけでもないのか、混雑時など、わからなそうな顔をしていたら面倒なのかスルーしてもらえることもありました。

ただし、ちゃんと機械に荷物を通せと言われれば素直に指示に従いましょうね。

 

乗車券、券売機


電子化の進む中国らしく、一回乗車でも券売機でIC内蔵の紙カードが出ます。非接触式ですが、感度や反応は日本のやつの方が良いようで、しっかり当ててやる必要があります。カードは出るときには改札機の差込口に入れるので、そこで回収され再利用される模様。

 

券売機はタッチパネルで、行きたい路線→駅、の順でタッチすれば、必要な運賃が表示されるので、枚数を選択し金を入れるだけです。金額が分かっている場合は額面から指定して購入することもできます。

 

また、券の購入にはスマホアプリでの決済が可能となっている、というか、スマホ用の端末の割合が結構多いんです。ほぼ、スマホ前提の社会となりつつありますな。

しかしながら、外国人観光客はたいていこの決済手段を使えない(中国国内の銀行口座からの決済となるため、利用するには口座開設が必要)ため、現金購入用の券売機を選ぶ必要があります。

また、両替後で100元札という元の額面では最高額の紙幣しか持っていない身にはチト困ります。なぜなら券売機では高額紙幣は使えないから(°_°)

やむなくキオスク的なところか、あるいはたいていの駅の改札外側付近にはファミマがあるので、そこで何か買って崩すしかないですね。


また改札機のゲートは、テーマパークなどでよくあるバー3本が横向きに突き出たやつです。ICカードで認証が済んだら回せるようになるので、回転させながら進んで抜けるやつですね。

 

ダラダラ述べてきましたが、思ったのが、地下鉄の運賃凄く安いんです。日本が高すぎる、とも言えるかもしれません。
3元とか5元とか、距離で多少変わるようですが、レート通りで換算すると50円から80円と言ったところ。勝手な想像ですが、現地の人の感覚では100以上200円未満くらいに感じられる値段じゃないでしょうかね、多分。

 

 

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駅構内にある生搾りオレンジジュース自販機。
まあ中国じゃなくてもあると思いますけど、そこら中の駅にあるのが面白い。15元でした。
地下鉄運賃と比べると、いかに割高かはお分かりかと。美味いけど。

 

2号線に乗る

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利用した駅は全てゲート完備。

 

虚空に浮かぶCM映像

また、利用した区間によっては、駅と駅の間で真っ暗な壁面にCM映像が浮かび上がるのを目にできるかもしれません。見え方としては大画面のディスプレイがいくつも連なっているように見えます。

おそらく、車両の移動速度が安定する区間の壁に、電光管を一定の間隔で多数並べて、シンクロ発光させることで車内からは映像のように見える、というものかと思います。

パチンコ屋の屋外電光看板で映像が動いて見える奴の逆バージョンで、見る側が高速で動いているので滑らかな映像に見えるということですね。

車両内にディスプレイをつけるのではなく、かなりの数と距離で電光管を並べるという発想が面白いなと。残念ながら写真撮り損ねたんですがね。

 

街歩き〜南京東路

さてようやく街歩きです。

地下鉄の行き先は南京東路駅。

 

駅から出たとこ

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ここから人民広場までは歩行者天国になっていて、高級ブランドやら特産品を取り揃えた店舗が立ち並び、整備されてとても綺麗な一帯。

ガイドブックにも上海一の目抜き通りと書いてあります。

 

とりあえず観光用の電動ミニ列車があるので適当に乗ってみました。1人5元。

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色んな車両タイプがあるようです。

結構スピード出します。

 

車窓から街並みを。

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人民広場駅の入り口手前が降り場所です。 

ここから元のところに戻る感じでぶらつくことにする。

降りたあたりのビル、高いです。

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こ、これは?

パンダm&m'sです。

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こんなショップがありましてね。まあ全然中国らしいものではないんですが楽しきゃいいんです。

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店内は甘い匂いが充満。キャラグッズたくさんありましたが結局買わず。

量り売りですね。

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さて色々お店はあるんですが、整備されたところだけ歩くよりも、ちょっと裏に入ってみたい。ホコ天を西から東に戻っていたので、左に、つまり北向きに曲がってみる。ドキドキ。

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ああ、昔ながらの中国の都市っぽい感じがしますね。びっしり停められたチャリンコとバイク。うかうかしていると後ろから高速で無音の電動バイクが来て轢かれそうになる。

あたりに軒を連ねるのは個人の専門店。

安くて美味い、のであろう食堂とか。

配管ダクトのカバーだけ大量に並んでる店とか、水道の蛇口だけ並んでる店とか。

ジャンク屋みたいなのも、携帯スマホ屋もあり。

マネキン専門店のショーウィンドウには普通のマネキンに混じって、怪しく光る銀ピカのマネキンが立つ。

店のおっちゃんおばちゃん達の、ちょっとうらぶれた雰囲気がまたなんとも言えない。

 

工事中のビル。なんと足場は竹製ですよ!

さすがと言うかなんと言うか。

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ちょろっと雰囲気を堪能したらまたメインのホコ天に戻ります。

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ステージもある広場

 

地下の土産物屋

店の写真は撮り損ねてしまったが、土産物みたいなことを書いている地下に降りる階段を見つけて入ってみる。地下って何か怖いけど、子供連れが無事に店から出てきているし、ホコ天に面しているし、そこら自由に警備員とか公安がいるので危ないこともそうはないだろう。

入ってみると色々なモノを売っていた。

ヒスイの腕輪やら安っぽい懐中時計やら、ライター、宝石、上海タワーのガラスオブジェやらに混じってドラえもんの人形とかがあった。

もう一箇所、同じような店で、店頭でミニオンズの着ぐるみが踊っている所にも入ってみた。

それぞれで多少、お土産を購入。

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休憩〜他の家族と合流

他の家族とは別の場所で合流することにし、2駅離れた南京西路駅に地下鉄で向かう。

長男、たくさん歩いて疲労が限界、もう寝そうになってる。

駅を出てすぐのカフェに飛び込む。スタバとかそれ系の所なので場所が空いていれば少し休ませられると判断した。空いているのでソファ席で横にならせて仮眠をとらせる。

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注文したのはアメリカンコーヒーとスイカジュース。ウォーターメロンジュース程度も通じない己の英語の発音を嘆きながらしばし休息。

これで53元はかなりお高いよね。でもそのぶん混まないし、欧米系の外国人と、中国人もMacBook開いて何かやってるような客層だった。 

 

頃合いを見て目的地に向かい、どうにか合流。

 

夕食は小籠包で 

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お店はリッツ・カールトンホテルの一角にある小籠包の名店。しかしながらこの後にも予定があり、慌ただしく食べて出ました(^_^;)

作っているのが見える。

 

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生姜が立ってる

 

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こっちは野菜蒸し餃子

 

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麺も注文。

 

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海老ワンタンスープ

 

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小籠包。初めて食べた長男は余程気に入ったのか空腹だったのか、バカ喰い。

 

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野菜中華まん

 

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フカヒレ入り小籠包

 

いやほんと何食っても美味い。

ここの客層は欧米系の方がやや多い様子、ホテル自体の客層がそうなのだろう。お上品な店というか高級店と思われるので、店も綺麗でした。この後の予定と場所がほぼ同じということもあってのチョイスでしたが、さすがに味は確かでした。

 

長くなったのでこの後は別記事にします。

【G.W.】夫婦と子ども3人連れで上海旅行<1日目・5月3日>【旅行記】

上海旅行記1日目 

さて、なかなか旅行中に記事は書けないものですね。記憶が鮮明なウチに記録を兼ねて。

 

出発 

どうにか奥様の体調も回復してきたので、予定通り出発。朝食は車内で取ることにして高速で新千歳空港へ向かいます。

春秋航空

飛行機はいわゆるLCC春秋航空で、新千歳から直行便が1日一往復あります。13:55発。

チェックインは窓口での受付のみとなり(ネットでチェックイン不可)そこの混雑もすごいらしいので、かなり早めに受付する必要があるそうです。受付するカウンターが決まるのも他の大手に比べ遅い印象ですね。

しかし、初めて使ってみましたが、LCCなので狭いが安い!もし自分1人なら、多少高くてもネットでチェックインしてスマホで楽々搭乗するほうを選ぶかもしれませんが、家族5人でこの値段の前には、、、

 

とりあえず早めに到着し、ドラえもんのところで怪獣たちを放牧ししばし遊ばせます。

↓過去記事も参照

masaniisan.hatenablog.com

 


なお、機内サービスは全て有料なので、水などは保安検査をくぐり出国カウンターを出てから、搭乗直前に購入すると良いでしょう。
荷物は持ち込みの手荷物含め1人一個15キロまでで、超過すると料金がかかるそうです。

 

到着 

機内では子どもが多少ぐずったが、無事到着。上海の浦東空港は凄く広いので、着陸した後も降り口に行くまで国内の空港以上にかかったような気がします。

LCCなのでタラップ車で降りてバスかな?と思ったんですが行きは普通に空港に接続しました。

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近代的で綺麗な空港。規模も物凄く大きいです。搭乗口の番号が、帰りは290番代だったので多分300くらいあるんじゃないかと。


しかしながら、床のカーペットにシワが多数寄っていたのが若干気になりました。つまり作るときは金をかけてもメンテはどうなのか?


なお、トイレは空港でしておいた方が良いらしいです。公共トイレは現代日本人の感覚では厳しい場所も多そうです。実際エライ目にあったので…

外国人が多く使う前提のところは比較的綺麗な印象です。

 

早速感じる中国の空気

飛行機を降りた瞬間に思ったんですが、入国カウンターに向かうところとかでも、日本なら順番に並ぶところですが、ガンガン追い抜かされます。こちとら子連れなんだけどね、、、

でも割り込みに対して、誰も文句は言いません。おそらく「早い奴は早く、遅い奴は遅く」という哲学なんじゃないかと思います。だから中国では「鈍臭いやつが悪い」んですよ、多分。いやはや。

 

入国審査を終えて義妹さん、甥っ子と合流。

 

現地sim調達

現地での連絡用に、スマホsimカードを調達。僕のiPhone6sは事前にsimロックの解除済みです。関係ないですがsimロックってヒムロックに似てますね。

 

sim売り場は入国審査後の荷物受取りに向かう途中にも、受け取った後の到着ロビーにもあります。今回は到着ロビーの方で、義妹さんがオーダーしてくれました。

購入時、パスポートと自分の顔を並べて写真を撮られます。犯罪防止といった目的でしょうか。

お姉さんがその場ですぐにsimを差し替え、アクティベートしてくれます。まさかその場でとは思わず、iPhoneにはカバーをしていたので、やや焦りました。


五分くらい待てと言われますが、通知のsmsが何通も来て、それでOKなようでした。難しい設定はいらないらしいです。

 

今回使用したのはチャイナユニコムのプリペイドsimで、中国国内仕様なので、GoogleやLINEの使用には支障が出ます。

ビジネスでgmailを使うという方などは、香港で売っているsimを日本国内でもamazonなどで買えるようですので、そちらをご検討ください。香港版は金盾というグレートファイアーウォールによる検閲がされない、らしいです。

 

空港を出発

手配してくれていたミニバンタクシーで、義妹さん宅に寄って荷物を置いて、食事の場所へ向かいます。

まあしかし運転荒いですね(^_^;)

これは、ちょっとレンタカーで運転というのは無理かと思います。

 

交通事情

中国は右側通行ですが、その他にもルールが異なる部分があります。

歩車分離式信号と思わせて、赤信号でも右折はOKだそうなので、うかうか横断歩道渡っていると車に轢かれます(´Д` )

また、車優先という感じで渡っていてもドンドン詰めて来ます。

 

最近、レンタサイクルが少し前に始まったらしいのですが、爆発的に流行し、いくつもの事業者が参入しているそうです。
カラフルな自転車がそこら中を走り周り、そこら中に止められています。色が違うのはそれぞれ運営が異なるそうです。

基本的にどれも電磁ロックで、スマホで認証して支払うとロック解除されるというものです。旅行者は決済手段がないため利用にはハードルが高そうですが現地の人が便利に使っています。
駐輪スタンドのようなものはないのか、その辺に放置されている印象。
特に登録も要らないらしく、個人の自転車より利便性は高いですね。


ちなみに点字ブロックだろうがお構いなしにバイクや自転車が停められています。
また、道路の右端には自転車とバイクの専用レーンがあります。電動バイクも普及しているそうですがほぼ無音で突っ込んで来るので要注意です。

1日目夕食

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初日は、こちらのホテル内のレストランに行きました。

ここで義妹さんの旦那さんとも合流。中国語も英語もイケる頼もしい男です!

 

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ホテル内には風水?のオブジェが。

 

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お店の入り口にはアヒル。

 

メニューをみながら適宜注文。

 

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野菜の塩炒め?あまり食べたことのない野菜ですが歯応えがあり美味しかったです。

 

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こちらは汁なしの麺。ジャンというのか調味料のペーストを混ぜて食べます。

 

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鶏肉とカシューナッツ炒めはメジャーですがこちらは鶏肉とクルミの炒め物。

 

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上海名物は上海蟹ですが、残念ながら旬ではないため今回は見送り。そのかわり、蟹味噌豆腐をオーダー。あっさりしつつ旨味もあって、脂っこいものの多い中華の中では毎日でも食べられる安心メニューでしょう。

 

さてメインの北京ダックを初体験。

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折角なので一羽丸ごと行きます。

職人が目の前まで来て切り分けてくれました(≧∇≦)

 

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奥のほうにある、蒸された皮で包んで食べます。白い粉は砂糖。

 

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網目のような模様ですね。これは極上の皮のみの部分。 

 

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皮の厚みがすごいです。 

 

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巻いて食べます。

 

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店内にはダックの陶器の像が。 

 

余った分は、ダーパオといえばタッパー的なものに入れてくれて、持ち帰ることができます。

 

いやーうまかった。

何を食べても。

やはり本場の味は最高ですね。

まあ厳密には北京で食べるべきかと思いますが本場中国であることは間違いないので、現地の味と言って差し支えないでしょう。

 

あとから調べてみるとチェーン店が東京にあるようです。

が、北京ダック1羽頼むとそれだけで1万くらい飛んじゃいます・・・

zenshutoku.com

 

今回は大人4人、子供2人くらいが食べて、甥っ子は持参したものメインで食べていたかと思いますが、瓶の青島ビール4本くらい頼んだでしょうか。それで1万ちょっとだったと聞いています。大変満足な晩餐でございました。