【キャンプ道具】カセットコンロの風防を自作、改良【可変式風防】
放置していたけど唐突に再開です。
以前、キャンプで使うためにカセットコンロの風防を自作したのだけれど、その記事に未だにアクセスがあるので、自作後に施した改良の模様も記事化することにしました。
くどいようだけど、真似するなら自己責任で。
あと、自分は既に持っているものを活かす前提でこんなことやってるけど、これからカセットコンロ買うんだったらタフまるとか、初めから屋外使用を想定し風対策を施した製品を買ったほうがいいと思う。
ちなみに以前の記事はこちら。
【キャンプ道具】カセットコンロの風防を自作【100均】 - まさに今、Sunny
可変式風防
そして、いきなりだけれど改良後がこちら。
風防はパンチ穴の空いたステンレス製、ジェットエンジンの噴射ノズルのように、角度と高さを任意に固定できる可変式となっている。
これ、強風時は鍋などのサイズに合わせてガードを固めて対処することができる優れもの。
風がそれほどでもないときは低めにしておき、放熱性を確保し過熱を防ぐように運用している。
改良に至るまで
改良前はこんな感じで、アルミの皿を切り貼りして風防にしていた。
けど、炎で炙られるうちにカッサカサになってきて見苦しかったので、改良を検討したわけです。
改良過程
んで、改良に使った材料はこれ。
ダイソーで250円のステンレス蒸し器。
開くとこんな風になる。
これを改造してアルコールストーブ用コンロにしたり、ソロ用焚火台にしているブログ記事を見て、なんとか使えんかなと思っていた。
真ん中の円盤をくり抜ければそのまま活かせるんだが、そこまでの金属加工はろくに機材もない中ではハードルが高すぎる。
なので、開閉する羽根部分だけ外して使ってみることにした。
初期改良版
最初は、使っているコンロの五徳がリング状になっているので、そこに挿してみた。
挿し具合で高さは変えられるが、調整幅はそれほどない。
不満からひらめき
違う、こうじゃない。
もっと覆えるようにしたいんだ。
できれば角度を変えられて、さらに途中で固定できるといい。でもそんなの無理。。
と、思っていた時、たまたま手近にあった、これもダイソーで買ったマグネット。何気につけてみると、くっつくではないですか!
ステンレスは磁石効かないイメージあったんだけど、調べてみるとステンレスでも種類があって、磁石のつくものもあるのだそうで。
この蒸し器はくっつくヤツだったのです。
で、五徳のほうもくっつく。
ということは、磁力で固定できるってことですよ!
キター!
実戦投入
スクリーンタープ導入後は、吹きさらしの中で使う機会がなかったんですが、タープ内ではこの通り。
で、今回の10連休中に、バンガローの軒先で使ってみました。それほど風の強い日ではなかったのですが、全く問題なく使えました。
細かいことを言えば、磁石は熱に弱いため、使っていくうちに磁性を失う可能性はあります。でも、銀色でコンパクトで強力なネオジム磁石はさらに熱に弱いらしく、このタイプの黒っぽいやつの方が、まだ熱には耐性あるほうらしいです。100円で十数個買えるし。
参考になれば幸いです。