【G.W.】夫婦と子ども3人連れで上海旅行<3日目・5月5日>【旅行記】
さて更新の間が空きました。
ホテルの朝食
ホテルのレストランからはお寺が見えます。
中国は儒教のイメージですがお寺もしっかりあるんですね。金ピカなのはタイなどの南伝仏教だからでしょうか。
朝食はブッフェですが、どれも美味しかった。
中華粥なんて普段なら食べないんですが食べてみたら絶品です。油物の多い中華料理ですが朝のお腹には優しく中華粥がオススメ。
ピータンあったので入れてみました。
麺やパンも一通りありいずれも美味でした。
上海動物園でパンダに会う
腹ごしらえを済ませたら地下鉄で動物園へ向かいます。
上海動物園駅です。
動物のイラストを描いてあって可愛いです。
いよいよ入場
義妹さんが出してくれたので忘れましたが、料金は結構高かった、はず。
話によると、子ども向けレジャーの値段は総じて高いそうです。
多分、もう撤廃されましたが一人っ子政策の影響で少子化が進み、そのぶん子ども1人にかけるお金が多くなり、また子育てにはお金がかかる社会になっているそうです。
園内です
植えてあるところもありましたが、ダイナミックにそのままお花を置いてます。確かに入れ替えはこのほうが楽かも。
園内カートがデンジャラス
基本的に子連れでの旅行ゆえ、「観たいものを真っ先に観ること」が鉄則です。
前座を観ているうちに、飽きた疲れた眠いの三重奏が襲ってくるともう最悪なので。
よって、楽チンで効率的ということは正義なのです。だから高くても乗ります、園内カート。
こんな感じで佇んでいますのでおっちゃんに料金支払います。どこへ連れて行かれるのかわからずまごついていると向こうから「パンダ?」と聞いてくれたので「パンダ!!」と返して金を払い乗り込みます。
忘れちゃったけど結構高かったです。
が、片道ではなく一日中使えるっぽいので、ガンガン使っても良いですし、最低限往復使えばまあ良いかなと。
この日はベビーカー持参で来ていたんですが、一番後ろの座席だけ後ろ向き座りになっていて、最後尾の手すりに針金を曲げたようなフックが付いていました。それにベビーカー引っ掛けて搭載します。落ちそうでヒヤヒヤします。
これ、乗っている状態。鉄柵は最後尾の手摺りです。横向きにフック一つでぶら下げられたベビーカー。
で、やっぱり運転は荒い、というか日本の感覚ではありえないスピードで園内を突っ走ります。
サイドがオープンなこのカートでこのスピードはちょっとしたスリルを味わえるアトラクションです。もちろん身の安全の保証はないので自己責任でしっかり手すりにつかまりましょう。
というか、歩行者(※来園者、すなわち客です)相手にクラクション鳴らしてますからね。
で、パンダゾーン近くで降ろされて少し行くと。
パンダが石化している?
竹を配した雰囲気のあるコーナーを抜け、しばし進む。
と、
パンダキター🐼!!
さらにタケノコ?でモグモグタイム!!
これ、現地はゴールデンウィークなど関係なく単なる平日だったこともあるのかもしれませんが、ゆっくりじっくり観られるんです。
上野動物園とかだと押し合いへし合いしながらチラッと見えたかな?という程度で進まざるを得なくなるようなイメージですが、贅沢に堪能できます。流石は本場。
小一時間くらいパンダのところに居たでしょうか、満喫したので戻ることにします。
帰りも園内カートに乗ります。
特に乗り場らしいものは特にないんですが少し歩くと降ろされたあたりにまたカートが来るのでチケット見せてゴーバックエントランスくらいのことを言えば多分大丈夫。
浦東(プードン)は摩天楼
さてお次は、また地下鉄で高層ビル街に向かいます。
奥の栓抜きが森ビル系列、その手前は仏塔モチーフらしいです。捻れているのがこの時点でブルジュハリファに次ぐ世界2位とのこと。
なんか感覚狂ってきますね
これらの反対側にあるのが東方明珠、上海タワーです。今回はこちらに登ります。
と、その前に腹ごしらえ。
近くのショッピングモールへ。
お子様はかき氷ですか。
ていうかデカイ。
焼き小籠包と普通の小籠包。
チンゲンサイかな。
そのほか色々食べました。
ここのフードコート、オサレなパン屋もあれば火鍋とか鉄板焼き、うどん屋まであるので、食べたいものを選ぶのにはそれほど困らないかと思います。
ただし旅行者にとってのハードルが2点。
- 決済はスマホアプリ前提
- トイレはワンフロア上を使うこと
まず支払いは基本的にスマホアプリです。現地にいる義妹さんが居たので良かったんですが、旅行者だとちょっと困るかと。銀行口座開設が前提になっちゃうんです。カードも使えそうな気はしますが自信ないです。
システムとしては注文後、アプリ起動して二次元バーコードを表示し、店のレジでスキャンして貰うと決済OKを求められるので確認する。
たったこれだけなので使えれば超便利ですが。
やっぱり現地口座前提はちょっと厳しい。
トイレの恐怖
さて、トイレですが。
ここへ来てついに当たってしまいました。
まあ外国に行って、トイレは基本的には日本と同レベルを期待してはいけません。そんなことはわかっている。
しかし、デパートっぽいところとか、外国人の富裕層が来そうなゾーンなら大丈夫だったので、ここもイケるかなと思って居たんですが、そういうところから見るとここはちょっと現地民寄りになるんですよね。
で、ここは地下鉄から直結なこともあるのか、階層が同じこのフロアのトイレはちょっと無しでしたね。
とりあえず8個くらいの個室の3つくらいは壊れて使用不可。昨日今日壊れたのでは無いのは、特に張り紙もなく、ドアは開いているけど便器がゴミ袋とガムテープで封鎖されて使えないことを示してあり、うっすら埃をかぶっていることから、しばらく放置モードということがわかります。
で、禁煙って書いてあるのに、従業員がその壊れた個室を喫煙所として使っている。
使える個室にはことごとく便座が無く(最初から無いのではなくもぎ取られた模様)、残された靴跡から推測するに、土足で便器に乗って和式スタイルで使用することになります。そして個室内には紙が備え付けられて居なくて、使用後の紙を捨てる箱が備えてあります。そういうところの紙は、トイレ入口付近にあるのを必要量取って個室に入るらしいデス。
ここではなくワンフロア上に行くと銀行とかが入ってるので、そこのトイレはまだまともに使用できました。ちゃんと便座あるし紙も個室ごとにありましたので。多分下の階は地元民向けなんでしょうな。
いわゆるニーハオトイレでこそなかったですが、破壊され具合と、それをそのまま放置気味なのがちょっと理解しかねる部分でした。公共物への感覚が違うんだろうか。
上海タワー
さて気を取り直して上海タワーに挑みます。
イカれた外観ですな
チケット売り場で券を買い、セキュリティを抜けると広場になっています。タワーの麓には石造りのミニ滑り台があり、しばし子どもたちを遊ばせます。
で、入り口から入るとまたセキュリティ。
ちょっと多くね?
セキュリティ抜けると鉄柵でグルグルの迷路になっています。まあ、前も書きましたが基本的に並ぶ習慣がないのでこうでもしないとカオスになっちゃうんでしょう。
鉄柵を抜けるとこんな空間に。ここの淵から入って来て、淵沿いをぐるっと歩かされます。しばらく歩いてようやく中央部のエレベーターに向かうことができます。下はお店が入っているようですが、そのレベルに降りるのは帰り道になります。
正面左の入り口からエレベーターに乗ります。真ん中に見える透明のチューブは帰りのエレベーターです。
んで着いたとこ。
263m地点
やや曇ってて微妙ですが
やっぱり高いビル御三家は格が違う
ここからでも十分高いんですけどね
お土産店のほか、さらに上に上がるエレベーターもあり、また一階下に階段で降りることができます。で、結論から言うと先に上に上がったほうがスムーズです。我々は先に下に降りちゃったんですが。
そちらにはガラス床ゾーンを味わうことができますよ!
259m地点
中華製強化ガラスに命を委ねるのがどうしても怖くてフレーム部分に足を置いてしまいました。
で、さらに上に上がるのは別料金なのですが、折角なのでそこまで買ってあります。
エレベーター狭くて混むので多少待ちます。
エレベーター内では天井に映像が映され、エレベーターの動きに合わせた映像が流れるんですが途中からなぜか宇宙空間に打ち上げられてしまいます。
で、エレベーター降りたら階段でワンフロア上がるんですが、上がるとコレ。
宇宙開発のイメージなんですねきっと。
タワーもロケットっぽく見えなくもない。
でも宇宙服はクオリティもうちょい頑張って欲しかったかも。作業着にしか見えん。
宇宙船のイメージなんでしょうかね。
351m地点
エレベーターのフロアに戻ります。
ダースベイダーとか帝国兵ストームトゥルーパーが出て来そうです。
この画面はタッチすると反応して色々いじることができます。
エレベーター降下するともとの球体にきますのでまたワンフロア降りて、下りエレベーターに乗ります。と言うことで完全に失敗ですね、ワンフロア降りるのは帰り道でいいです。
で、エレベーター着いたらまだ1階じゃないんです。料金高いぶんサービスするつもりなのかこの後も結構見るところがあると言うか見させられます。子連れの身としては子どもたちの体力面で完全に計算が狂った訳ですが。
78m地点
こんなアートっぽいところを抜けると
動く床に乗って、ドーナツ状の壁に映写される未来の上海的な映像。映像が動くのと、ゆっくり床も動くのでなんか本当にそのスピードで動いている感覚になります。4Dシアターよろしく雨のシーンでは霧まで出ます。
この後は科学技術のパネル展示のようなコーナーがあり、そこからまたエレベーターに乗るんですが、なぜか下に下がらず登らされます。
エレベーター降りたらなぜかゲーセンエリアになっていました。
95&98m地点です。
そんなんやってる余計な気力もないので階段を降りると、今度はローラーコースターが!
タワーの中を走るんですね!怖そう。
当然ローラーコースターには乗らずに、また下りのエレベーターに乗り込んで、ようやく冒頭の透明チューブから一番下のフロアまで戻ってこられました。
いやはや。
外に出るともう暗くなってましたね。
タワー前の広場の電飾看板
近くのビル。保険会社らしい。
少し遠目に見えるビルは、壁面に動く映像が表示されていました。
そして怪しく光る上海タワー。
この日はまた義妹さん宅に。
紹興酒開けてもらっちゃいました。
居酒屋の安い紹興酒のイメージしかなかったんですが、こちらはまろやかで嫌味が全くなく、スイスイ行けちゃう。翌朝の帰路が早いのでほどほどにしましたが、調子にのるとぶっ潰れる危険なお酒ですね!
食事はデリバリー頼んでもらいました。
飽きたんではと言われましたが全然!ということでまた小籠包など。
翌朝は4時起きで、8:10発の飛行機で帰路につきました。
あっという間でしたが、子ども3人連れの割には盛りだくさんで色々観ることができて、大満足でした!