まさに今、Sunny

どんよりしたモノ吐き出せばきっと晴れるさ頭の中

【キャンプ道具】カセットコンロの風防を自作、改良【可変式風防】

放置していたけど唐突に再開です。

以前、キャンプで使うためにカセットコンロの風防を自作したのだけれど、その記事に未だにアクセスがあるので、自作後に施した改良の模様も記事化することにしました。

 

くどいようだけど、真似するなら自己責任で。

あと、自分は既に持っているものを活かす前提でこんなことやってるけど、これからカセットコンロ買うんだったらタフまるとか、初めから屋外使用を想定し風対策を施した製品を買ったほうがいいと思う。

 

ちなみに以前の記事はこちら。

【キャンプ道具】カセットコンロの風防を自作【100均】 - まさに今、Sunny

 

可変式風防

そして、いきなりだけれど改良後がこちら。

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風防はパンチ穴の空いたステンレス製、ジェットエンジンの噴射ノズルのように、角度と高さを任意に固定できる可変式となっている。

これ、強風時は鍋などのサイズに合わせてガードを固めて対処することができる優れもの。

風がそれほどでもないときは低めにしておき、放熱性を確保し過熱を防ぐように運用している。

 

 

改良に至るまで

改良前はこんな感じで、アルミの皿を切り貼りして風防にしていた。
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けど、炎で炙られるうちにカッサカサになってきて見苦しかったので、改良を検討したわけです。
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改良過程

んで、改良に使った材料はこれ。

ダイソーで250円のステンレス蒸し器。
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開くとこんな風になる。

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これを改造してアルコールストーブ用コンロにしたり、ソロ用焚火台にしているブログ記事を見て、なんとか使えんかなと思っていた。

 

真ん中の円盤をくり抜ければそのまま活かせるんだが、そこまでの金属加工はろくに機材もない中ではハードルが高すぎる。

なので、開閉する羽根部分だけ外して使ってみることにした。

 

初期改良版

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最初は、使っているコンロの五徳がリング状になっているので、そこに挿してみた。
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挿し具合で高さは変えられるが、調整幅はそれほどない。
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不満からひらめき

違う、こうじゃない。

もっと覆えるようにしたいんだ。

できれば角度を変えられて、さらに途中で固定できるといい。でもそんなの無理。。

 

と、思っていた時、たまたま手近にあった、これもダイソーで買ったマグネット。何気につけてみると、くっつくではないですか!
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ステンレスは磁石効かないイメージあったんだけど、調べてみるとステンレスでも種類があって、磁石のつくものもあるのだそうで。

この蒸し器はくっつくヤツだったのです。

で、五徳のほうもくっつく。
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ということは、磁力で固定できるってことですよ!

キター!

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実戦投入

スクリーンタープ導入後は、吹きさらしの中で使う機会がなかったんですが、タープ内ではこの通り。
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で、今回の10連休中に、バンガローの軒先で使ってみました。それほど風の強い日ではなかったのですが、全く問題なく使えました。

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細かいことを言えば、磁石は熱に弱いため、使っていくうちに磁性を失う可能性はあります。でも、銀色でコンパクトで強力なネオジム磁石はさらに熱に弱いらしく、このタイプの黒っぽいやつの方が、まだ熱には耐性あるほうらしいです。100円で十数個買えるし。

 

参考になれば幸いです。

【育児】はじめてのつまみ食いは父の作ったトルティージャ【長女】

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今日は次男と長女が、先日来の体調不良から回復途中、大事をとってお休みを取りまして。

 

たまに料理でもするかと、トルティージャ、いわゆるスパニッシュオムレツを作ってみました。

 

レシピはこちらを参考に多少アレンジ。パルミジャーノがないのでベーコン投入。

トルティージャ(スペイン風オムレツ) | プロレシピブログ 艸SOUの作り方

 

ニンニク使った大人用と、ニンニクなしのお子ちゃま用を作りました。

 

すっごい久々でしたが、大人用はカタチもまずまずの出来。子ども用は分量少なくて形崩れしちゃいましたが、結局、子どもたちにも大人用も好評でした。このくらいならニンニクいけるのね。

 

好きなんですよねーこれ。冷めても美味しいので余ったら翌日のお弁当のおかずや夕食の一品としても使える。好評すぎてあまり残らなかったのは嬉しい誤算。

 

んで、夕食前にグズりだしたムスメにひとかけら食べさせてみると、お腹空いてたのか美味そうにしている。

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と、いうか目を離した隙にテーブルの上に載せておいた皿に手を伸ばし、むしり取って食べた!

というわけで、ムスメの人生初のつまみ食いは、僕の作ったトルティージャでした。

なんか嬉しい。

【デザイン】時差式信号機がデザインとしてダメな理由【危険】

時差式信号機にイライラしませんか?

皆さんの周りにもありますか?時差式信号機。

 時差式信号機 - Wikipedia

 

赤信号+矢印だったり、交差点の片方だけ青を延長したり、といろいろ形式があるらしいですが、ここで問題とするのは後者の「灯火が青の時間に差を設けることで右折車を捌く」タイプの時差式信号機です。

 

これ、考えたやつちょっと来いや!といつも思っています。

 

「赤信号+矢印」ならいいんです。交差点としては赤信号だけど、矢印の方向だけは例外的に進んでいいことになっている、ということがわかるから。

「青の時間差」タイプはもうダメ。カス。ゴミ。

もうね、いつもいつも思っているあまりヘイトが蓄積してきてヤバいので、ちょっと吐き出します。

 

だって、対向車線が青なのか赤なのかわからないし。実際ノーヒントでしょ。

振り返って対向車線側の信号が見えればいいけど、いつもそうはいかんだろ。

対向車側が赤になっても、どうせ両方赤だし行っちゃえって突っ込んでくることもあるだろ。

対向車線の右折車が、黄色になったから曲がろうとしたらこっちは青のままで直進車が普通に進んだら事故るだろ。

 

デザインとしてダメダメ

デザイン - Wikipedia

デザインって言葉をデザイナーでもなんでもない自分が使うのはちょっと抵抗あるんだけど、デザインという言葉は見てくれのことだけを意味しません。

僕の好きな番組にNHK教育の「デザインあ」というのがあって、美術とか音楽っぽいアート寄りのところも、問題解決のための手法としてのデザインってどういうことかというところまでも、わかりやすく示してくれる。

www.nhk.or.jp

 

で、交通をどう捌くか、というのは社会的なデザインの話なわけです。

道路の交点に、信号機を置くというのも、ロータリーを置くというのも手段であって目的ではない。

 

で、右折車が多い交差点があって、対向側の交通量が少なければ良いのだけれど、対向車もそこそこ多いぞというときは、右折車のせいで詰まるわけです。

この解決のためには右折専用レーンを置くのが一番ではあるけれども道幅がそれほど取れないぞ、というようなときに、時差式信号機を置くぞ、となる。

右折車だけが進める時間を作ることで詰まりの原因である右折車を捌くわけですね。

 

それでさ。

赤信号になってから、矢印出すのはいい。いったんみんな止まるから。

その後で「右折車だけ行って良し」、これわかりやすいよね。

 

「片方だけ青を長くすればいい」というのはね。直感に反するんだよ。

 

基本的には交差点の信号って、直角に交差する側とは赤青逆の状態になっていて、対向する側とは同じサインが出ているもの、という前提があるわけでしょ。

なら、っていうのがお約束なんです。

なのに、のままな状態でになったかどうかなんて、わかんねーって。

対向車線がスピード緩めたら、止まるのかな?って思って、あ、向こうは赤なんだな(多分)って推測して動き出すことになるわけです。推測って何よ?って話ですよ。

対向車側が赤になりましたよ、反対車線は止まることになっているので右折していいですよ、っていうなら出せばいいじゃん。

 

 

信号機の発する情報というのは、円滑な交通の基礎となるものです。青なら進んでよし、赤なら止まれ。そこにはプラスアルファの意味はなくてシンプルだし、そうあるべきなのです。

もちろん信号が青イコール「進んで大丈夫」を意味しないので、実際には状況に応じて、となるわけですが、本来、「今こちらの車線は進んで良いことになっていますよー」という情報は、信号機が提供すべき、しなければならない情報なわけです。

なので、基本的には目線の端で青か赤かをとらえれば十分で、注意力のリソースは歩行者とか周りの車とか、ほかに向けることができる。

 

ところがこの時差式というやつは、

「アナタカラ見テノ信号ガアリマス」

という情報しか提供しないくせに、

「対向車線ハデショウカデショウカ?サア、ドッチ?」というクイズをぶつけてくるわけですよ。

いらんわ、そんなん。今求めてないわ。

 

そこに余計な注意力を割かなければならないことでドライバーに余計な負荷をかけるし、誤認すれば即事故につながるし。

「信号機そのもの」から「信号機が伝えるべき必要な情報」を読み取れない時点で、デザインとしてきちんと機能していないわけです。

一方で、赤信号+なら、対向車線も右折が出ているかもしれないけど、交差点全体としてはになった、ということは読み取ることができるわけです。

 

 

 

コストの問題でできないというなら、せめて青信号を点滅させるとか、青+赤色点滅にするとか、そのへん新しく全国統一ルール作って、対向車線の信号の状況について何かわかりやすいサインを出しておくれよ、と思うわけです。

 

ここ北海道でも外国人観光客が増えて、団体バスツアーより個人客が多くなってきている中で、外国人がレンタカーのハンドルを握る機会も増えています。

外国での時差式信号機の状況というのがどうなのかわかりませんが、漢字だけで「時差式信号機」って書いてあったってわかりゃしませんって。

マジでこのせいで大事故が起こる気がしてならない。

北海道警察に限らず、警察庁さん、何とか考えていただきたい。本当頼みますよ・・・・

【DIY】便器を外してトイレ詰まりを直しました【トイレ】

幼児と暮らしていると一度や二度は直面するトラブルの1つがトイレ詰まり。

先月、素人でも便器を外すという大技にトライし無事詰まりを解消できましたので、記録しておきます。もちろん参考にする場合は失敗しても自己責任ですよ!

 

あ、ブツは写ってないと思いますが汚れとか多少あるので閲覧はご注意くださいね。

 

経緯 

以前、トイレットペーパーの使いすぎで詰まった時は、スッポンも無い中で決死の覚悟で腕を突っ込み紙のカタマリを引っこ抜くという力技で対処したんですが、今回は様子がおかしい。

流れないわけではないけど異常に流れが悪い、という状態。子供にヒアリングしてもハッキリ言わないのですがどうやら次男がオモチャを流してしまったようです。

流れないわけではないのですが水位マックスまで上昇した後、少しずつ流れていくのがもどかしい。ただ、汚物は見えなくはなりましたので精神的な余裕を持つことができました。

溢れてベシャベシャになっていたらもうギブアップしていたでしょう。

 

さて、困った。

幸い、我が家にはトイレは2つあるので、自力でやれないか調べてみる時間的な余裕がありましたが、もしトイレが1つしかなければ選択の余地はなく即業者対応です。出張対応となると最低でも万単位の出費。下手すると数万円。痛すぎ。

自力でどうにもならなければ、最終手段としては業者を呼ぶの一択となりますが、調べてみる価値はある。

使用禁止の貼り紙を長男が書いて貼ってくれましたので色々調べることにしました。

 

なお、トライしようとする場合は、便器や便座が比較的新しいものであれば難易度は低く、古いものほど難しいと考えて良いと思います。

理由は、給水と排水の接続方法が、新しいものほど着脱が容易な作りになっているからです。

 

参考ページ

ググって出てきたこちらと、こちらに載せてあるリンク先も参考にさせていただきました。

 【閲覧注意】 トイレの神様・・・ 水洗トイレを、ばらしてみた|空を見上げて (だいくま)

 

うちのトイレはTOTOなのでページにアクセスし調べました。一般向けと業者向けがありますが業者向けの方をチェック。

TOTO:COM-ET [コメット] 建築専門家向けサイト

カタログとか本体のラベルとか、説明書かあればそれを参考に型番を調べます。

 

便器の図面です

http://search.toto.jp/item/241/10_CS393B_72247_101.pdf

一体型と言っていますが、タンクレスではなく、実際には便器のみの図面があり、タンクや便座は後付けになります。「一体に見えるタンク付き」だというのがわかりますね。

 

施工説明書です。

http://search.toto.jp/tr/H06837S_201412.pdf

どのように排水管と接続されているかわかると思います。

排水は、陶器製の便器からネズミ色の塩ビ管に接続するにはどうするか、という問題解決の手法の進化ですね。古いものでは、陶器と塩ビ管の間にゴムのリング状のパッキンを挟み、陶器とゴムの間にガムのようなガスケットというものを塗りつけて水漏れを防いでいます。ガムでわかりづらければ、ポリデントみたいなやつをイメージすると良いですね。

新しい方式では、塩ビ管と陶器の間にプラ製のアダプターをかましているので、着脱や便器の交換が容易になっています。アダプターは塩ビ管と接着され床に予めネジ止め固定されていますので、陶器の便器はアダプターにはめ込んでアダプターとネジ止めすれば良いことになります。

穴にはめるだけで良く、位置がずれないように穴位置とは別に固定パーツもありますので、殆ど失敗はしないでしょう。重い便器を持って、ガム付きのリングとの位置合わせに四苦八苦しなくて済むし、漏水の心配も少ないです。

この方式は合理的だし初心者でもチャレンジしやすいのではないでしょうか。

和式からのリフォームにもアダプターの形状を変えて対応しているので、便器そのものを何種類も作るより効率的ですね。

 

あと、一般向けの取扱説明書も、手元になければwebから確保しましょう。ウオシュレットの水抜き方法などはこちらで確認することになります。

古い型では、給水は金属配管で扱いが難しそうですが、新しいものはクネクネするホースて接続されています。当然新しいほうが扱いやすいですね。

 

用意するもの 

  • ホームセンターで買った工具セット
  • 水用のポンプ(灯油用手動ポンプの透明バージョン、百均)
  • バケツ(百均で150円)
  • 使い捨てゴム手袋(百均)
  • パーツキャッチャー(百均で300円)後から考えると、詰まり取り用のワイヤーでよかったかも。
  • 新聞紙
  • 養生テープ(百均)
  • 大きめのビニール袋
  • 取扱説明書
  • 給水栓開閉用工具(説明書に同封されていたプレート状のもの、なければマイナスドライバーとかでも行けそう)

とりあえずこんなもんです。配管用のレンチか、モンキーレンチは径の大きいものがあったほうがいいです。あと短いマイナスドライバー。

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工程1 給水栓を止める

こんな感じで水道管と接続されていました。

多分年代によって金具は全然違うと思います。

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これは二重構造になっていて、真ん中の小さい部分を工具で回して閉めると給水が止まります。

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こんな板状の工具で、細い部分は内側の給水止め、根元の太い部分は外側の金具を回します。ちなみに外側の大きい部分は給水フィルターを外して掃除するときに使いますがこの場合も必ず給水を止めること。

 

工程2 ウオシュレットの水抜き

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給水を絶ったうえでウオシュレットなど配管内の水を抜きます。トリセツに書いているかと思います。

ウチの場合は側面パネルを外して、左上のプラ製部品をマイナスドライバーで回すと水が便器に落ちます。トイレが狭いとドライバーが窮屈なのでショートタイプの物がいいですね。

次に右下の奴はウオシュレット用で、回すと外れます。水が出るのでタオルをあてがいます。

 

工程3 タンクを空にする

必ずしも必要ないですが貯水がなくなるのを確認したいので、手洗いを外して給水タンクの中をチェック。ガワに対して貯水するのは内側の黒いプラ部分のみ。節水のためこんな構造なんですね。

ちなみに手洗いを外すのは意外と一苦労でした。無理やりやるとバキッといきそうだし。

ま、タオルをあてがってマイナスドライバーでこじるくらいしかないですね。

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黒い部分が手洗いへの給水につながっています。手前に外す。

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で、完全詰まりじゃなかったので大で流してタンク内の水を抜きました。もし完全に詰まっている場合はこの段階で便器からポンプなどで水を抜いて水位を下げてからじゃないと溢れますからね。。。

 

工程4 給水管を外す

給水栓がしっかりしまっていることを確認したら配管を外します。

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工具セットのモンキーが小さくて、配管のソケットを掴めなかったのでこんな工具にタオルをかまして無理やり回しました。ちょっと傷つきますしナメる原因なのでできれば避けるべきですがいちいちモンキー買いに行ってられなかったのでやむなし。

 

工程5 給水タンクを外す

タンクは陶器の便器と4本のプラ製ネジで固定されています。この白いプラのニョキッとした奴がネジを受けていますので手で回してとります。工具は不要。

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2本のうち左側は外したあと、右側は緩めたあとです

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全部ネジを外したら、便座とタンクの一式を置く場所を確保しておきましょう。ビニールと新聞紙を広げておきました。

吸水管やコンセントも養生テープで便座のどこかに固定しておきましょう。

 

で、エイヤっと持ち上げて外し、置いたところの下面がこちら。プラネジは折れることを想定しているのか、すぐ外れます。

真ん中の黒いのがタンクから便器へ水を送る部分です。本当はここの周りにリングがハマっているんですがこの時は便器の方に残ってました。

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便器のほうはこんなんです。黒いリングのところに接続されるわけですね。4本のネジの入る穴もわかりますね。

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工程6 便器のネジ外し

これは機種により異なると思います。

ウチのは前面からネジ1本、後ろに2本の計3本で固定しています。

 

前面のネジは便器にねじ込んで、この裏にある固定パーツにネジ止めされています。

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キャップを外すとネジが出てきますので外します

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こんなネジです

隙間に汚れがありますね。

 

裏の2本です。

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保護キャップを起こします。欠けているところはヒンジになっているので、そこの180度反対側を起こしましょう。クルクル回るので大丈夫。

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パカっと開きました。中に見えている銀色の部分を手で回して外します。いずれもギチギチに工具で止めると陶器の便器は割れる恐れがあるので、手で止めるだけで十分なのです。

 

工程7 水抜き

最終的に抜けるだけ水を抜きます。ポンプでバケツに排水します。

灯油ポンプの透明バージョンが、水用ポンプとして売っていました。衛生上使い捨てにするので百均バンザイ。

それでもわずかに残った水が垂れるので養生をお忘れなく。最後は新聞とかに吸わせてもいいかも。

これを後にしたのは、先に水を抜くと下水から臭気が上がってくるからです。実際には先に水を抜いてしまい、先にネジ外すべきだったと後悔しました。なので完全に水を抜くのは最後の最後が良いです。

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工程8 便器外す

できるだけ、後ろ側を垂直に持ち上げるよう努力します。

相手は瀬戸物なので慎重に。

割れたり、壁にぶつかると壁に穴が開いたりします。

で、すぐそばに置いて養生テープで排水管を塞ぎます。すごい勢いで悪臭が来ますので。

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写真は養生テープで封印後です。

便器の形に汚れてますね。。

 

工程9 異物取り出し

色々やって、結局便器を傾けてワイヤー製のパーツキャッチャーを突っ込んでつついて取りました。

オモチャの部品がでてきました。

こんなもん入れんなや!(激怒)

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便器の径より大きいので流れて行かなかったんですね。イヤー溢れなくて本当良かった。

とは言え、配管の方まで行ってその先で詰まっていたらもっと大惨事なのでまあ便器で止まってて良かったけど。

 

工程10以降 便器復旧 

ここまでと逆の手順でドゾ。

折角なのでお掃除しながらね。。

 

注意点

便器を排水管アダプターにはめる際の位置合わせは、それほど難しくはないと思いますがやはり慎重に。

あとは便器のネジ止めをきつくやりすぎないこと。

給水配管はしっかり接続する。

ウオシュレットは内部に通水するまで出ないのでそこもしっかりやっておきましょう。

 

というわけで掃除含め2時間半ほどでした。

これで今度また詰まっても大丈夫!

いや勘弁して欲しいけど。

 

【大掃除】換気扇の油汚れにはセスキ炭酸水スプレーがオススメ

「見せてもらおうか、セスキ炭酸水の実力とやらを」

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いやー知りませんでした。

セスキ炭酸ソーダ水のスプレー、ヤバイです。

いやもう多くの方はとっくに知っていたんだと思いますが、この僕は1年前に、初めて体感したわけですよ。その威力を。

 

なんせ、埃と油と、換気扇の外から吹き込んでくるミクロの砂つぶとがペースト状のグリスになってベトベトにくっついていたのが、素手で撫でてもキュッキュッというくらいピッカピカです。

 

何しろベトベトの汚れそのものが、スプレーかけると溶けていく。それだけではなく、溶けた汚れは洗剤のようになって、かつて汚れだったものが周りの汚れを溶かしちゃうんです。かつての敵が味方になるなんて燃える展開です。

セスキ炭酸ソーダアルカリ性なので、油と反応させると界面活性剤になるんですね。石鹸の作り方に似ていますね。

もちろん、アルカリ性なので手は荒れます、必ず炊事手袋してくださいね。

 

 

 

掃除後

残念ながら洗浄前の写真を撮る余裕がなく、洗浄後のみですが。

 

換気扇のファンです。シロッコファンとか言うらしいですが、この形状は洗いづらいですよね〜

歯ブラシとか使っても、瓶に固くこびりついたピーナツクリームみたいで取れないんですよね。

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フードのカバーを外したところです。

ウチのは楽リーンフードという掃除しやすいモノではありますが、ピカピカになると気持ち良いものです。ピカピカすぎて下のIHヒーターが映ってますね。

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あまりの凄さに感動しちゃったので、今年もそのうち換気扇の掃除を張り切ってやる予定、なのです。
あ、そうです、これは去年大掃除した時に書きかけて、投稿しそびれてそのまま眠らせていた下書きを再構成しました。
季節モノとか毎年時期の決まったものは、旬を過ぎてしまったら約1年寝かせるとまたタイムリーなネタになるっていうことで。

 

ブログの投稿が3ヶ月空いちゃいましたが生きてました。また、ボチボチやっていきます。

 

【SIAF】札幌国際芸術祭2017 OPEN GATEに行ってきた

 

9/16土曜日。

午前に自分だけ久しぶりにフットサルで体を動かしてから、夕方は一家で石山緑地へ。

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ここはもともと、石山と言うくらいなので札幌軟石の採石場跡だったのを、芸術家集団の手でアートな空間に作り変えた場所、なのです。

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まあそれほどキャパの大きな場所ではないし、何もない時は割と空いているので、貴重な穴場ということもあって混雑して欲しくはないのですが、地味に観光客の方にもオススメなスポットなのです。

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そこの一角を舞台に、今回の札幌国際芸術祭で不思議なイベントが開催されました。

 

OPEN GATE

Asian Sounds Research Presents OPEN GATE 2017 ~ 動き続ける展覧会 An ever-changing exhibition 「何もないところから」~start from here – 札幌国際芸術祭

言葉では、説明の難しいものだったけど、子どもたちは楽しかったようなので何より。

 

あえてちょっとだけ説明すると、アーティストが現地で好きなように活動しパフォーマンスをする。

 

一緒にやったりやらなかったり、決まった形もなければ、観客は「何を見るべき」かもわからない。いわゆる「第四の壁」がなく、会場には観客とアーティストがフラットに漂う。

もちろんそれぞれのアーティストの持ちネタというかそういうのはあるけど、即興性のカタマリというかそれしかない。

 

やっているのは、例えばシャボン玉を飛ばしたり、バッテリーにつないだ剥き出しのスピーカーの上に木の実を置いて振動させると木の実が踊ってポコポコいうとか、釣竿の先にラジオをぶら下げてノイズを流しながらうろつくとか、ガスをいれた風船にアルミ蒸着の防災シートをぶら下げたものをいくつも浮かべるとか、流木みたいなものを奏でるとか、丸太から周囲に張った糸に木の葉を通して丸太をノミで削って葉っぱが踊るとか、緑色のムックみたいな奴がもぞもぞウロついたりとか。

 

で、こういうアートに触れると、僕らか「芸術活動」とか「アート」と聞いて頭に浮かべるものがいかに型に嵌められているのかわかる。

舞台でも演劇でも、音楽でもない。あえて言えばパフォーマンスだけれども、何を見たのか一言では言えない。その「場」を味わうというのだろうか。

 

まあ、何やってるのかわからんからこういうの全然好みに合わない、という人もいるかも知れないが、これも楽しめた方が人生楽しいよなぁ。これはその場にいないと映像では限界があるかな。まあ、子どもたちが楽しんだのが僕にとっては全て。

 

シャボン玉に引きつけられてその場にいた子どもたちが大友さんのところに集まり、やって見たいとか話しかけちゃったり。

実演中のアーティストに話しかけること自体ありえない気がするんだけど「良いんだよぉ〜、はい」と渡してくれる大友さんはとても優しい。子どもたちにとってはたぶん「なんか変なことをやってる面白いおっちゃん」なんだろう。

 

アーティストって、普通の人が子どものころ楽しいと思ってやっていたことをだんだんやらなくなっていく、それを大人になっても楽しんでいる人たちなのかなと思った。大人でも楽しんで良いんだよってね。

 

 会場はもともとこんな穴ぼことか、キューブ状の石が点在していて面白い場所です。

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撮影禁止なのはちょっとだけ残念

実は、いかなる撮影も録画も禁止、と言うことでしたが、現地の説明書きにちょっと書いてあったくらいで、公式ページにもその旨の記述はなく、禁止の理由はどこにも明示されてない。少なくとも僕は見つけられなかった。

SNSではその旨の告知もしているようだけど、僕は基本やらないし。

まあ、撮影可能にしてしまうとインスタ蠅が「自分の良いように切り取りたい」欲求で周りが見えずにパフォーマンスがぶち壊し、になるかもしれないとか、コンセプトとして全体の雰囲気を感じ取ってもらいたいのに撮影に夢中になるのは本意でないとか、アーティストの権利関係が、とか、理由はいろいろ思いつくのだけれど、所詮推測に過ぎないので、モヤる。

しかも一般人はダメだというのにオフィシャルのカメラマンらしい何人かはパシャパシャ撮ってる。そしてその人たちは、小さな関係者パスくらいはしていたかもしれないけどぱっと見わからない。多少目障りでも、オフィシャルカメラマンだとわかるようにベストを着るとか、かな?

もともとはオープンな公園なので、普段はこの美しい場所を撮影することは誰からも咎められることはない。

今回撮影禁止とすること自体は別に構わないけど、理由は明確に説明するべきかな、と思いました。納得感が違うよね。 

【SIAF】札幌国際芸術祭2017 モエレ沼公園会場に行ってきた

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札幌市では8月から札幌国際芸術祭SIAF2017が開催されています。なにしろキャンプ三昧のため出遅れてしまい、今頃ようやく初見物に行ってきました。

 

まあ、いかなるイベントかは公式サイトでも見てください。3年に一回の芸術祭で今回は2回目。芸術監督は「あまちゃん」の音楽で有名な大友さん。ちなみに前回は教授こと坂本龍一

札幌国際芸術祭 – SAPPORO INTERNATIONAL ART FESTIVAL

 

さてモエレ沼公園といえばガラスのピラミッドですね。

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近寄ってみると中に黄色いナニカが。

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一階は無料ですが二階からはチケット必要。

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黄色い巨大なバルーンと、そこかしこに配された古いターンテーブルから変な音が奏でられます。

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で、まあ触っちゃダメなんだけど、子どもは触るよなあ。

この辺は、展示の中に入っていく感じがするのはいいけど、目の前に何か機械があればつい手を出したくなるのはもう本能だし、ガキンチョに触られたくないなら展示法に何か工夫が必要かな?と。

 

で、パスポート買ってあったので見せて二階へ。

お出迎えは怪しい、いや妖しいタヌキロボ。

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ルンバの上に鎮座している剥製がゴルフクラブを手に迫ってくるのはなかなかシュール。

嫌いな人には合わなそうだけど。

僕はこういう悪ふざけ的なの大好き。

 

同じ空間ではこの辺の地層を再現したものを、上下する荷台に固定した小型カメラでリアルタイムに撮影したものを周囲の壁に上映する、という作品。

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で、それを抜けるとバルーンの中に入れる。

 二階から見下ろすと、一階の部分の内側を見下ろせる。

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この、中に入れるっていうのがいいね。

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続いて出てくる芸術監督の大友さんの作品はこれ。

ガラクタそのものなんだけど、子どもってガラクタ集めるの好きだよね。大人から見たらゴミかもしれないけど宝物なんだよね。同じように他人から見たら無価値だとしても自分が好きなら価値を認めていい。

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で、三階から。

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一番奥は飛行機の圧力隔壁みたいですな。

ターンテーブルが鎮座。

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で、階段で降りると一階は謎の怪しいノイズとともに赤いフラッシュの点滅。

ゾンビ出てきそう、とは長男の弁。

もちろん襲われることはないです。

 

出たら子ども向けスタンプラリーが。

おばけのマールです。 

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ソフトクリームもSIAF仕様でチョコチップが。

って、かけただけかい!

いや、もとが美味いから美味しいんですけど。コラボメニュー出すのは良いけど、もうちょい今しか食べられません的な要素をがんばってもいいかな?

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で、お次はモエレ山へ。

札幌で一番低い山、という人工の山ですが。

稜線に何やらもしゃもしゃしたものが。

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そう、冒頭の写真ですね。自転車です。

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山を登る自転車の群れ。

景色もいい。

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山を降りたら、芸術祭は関係ないですがちょうど海の噴水の時間だったので寄ってみます。

 

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虹が出ましたねー!

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感想

今回のテーマは「芸術祭ってなんだ?」 ということですが、十人十色な答えのあるこの問いに対する答えは「みんなちがって みんないい」なのでしょう。
ただまあ、これぞというウケのいいわかりやすさもまた必要かなと思います。なので、ザッとレポを見た感じでは最もオススメされていたのもあって、まずはモエレ沼公園へと赴いたわけですが、やはりパッと見のインパクトがあってわかりやすかったです。

やや遠くて行きにくいのは難点ですが、公園そのものも素晴らしいので、とりあえず行ってみるならモエレ沼で良いかなと。

ただし、せっかく行くなら天気の良い日にしましょう。