【絵本】「もこ もこもこ」が子どもにバカ受けするのはなぜか【オススメ】
- 作者: 谷川俊太郎,元永定正
- 出版社/メーカー: 文研出版
- 発売日: 1977/04/25
- メディア: 大型本
- 購入: 9人 クリック: 81回
- この商品を含むブログ (105件) を見る
小さい子どもにはどんな本がウケるか
えりえり (id:rin11-kou10) さんの、下記の記事を見て、絵を同じ人が描いている絵本をオススメしたくなったので紹介します。
手に入れたきっかけは忘れてしまいましたが、もっと小さかった頃の我が家の怪獣さんたちも大好きでした。
ウチの怪獣さんたちが通う保育園でも、小さい子どもに人気の本の一つです。
特にはっきりとしたストーリーというものはなく、というかお話を追えるようになる前までのお子さん向けかと思います。
お話が理解できるようになってくると、ストーリー性のあるものが楽しめるようになりますが、もっと小さいうちは、雰囲気とか、擬音語の響きとか、色とかかたちとか、そういうものを楽しんでいるのだと思います。
どんな絵本なのか
中身は擬音と、抽象的なイラストのみです。
でも、
なぜかよくわからないけれど、ウケます。
とにかく小さい子どもにウケます。
もしお子さんと一緒にお出かけしている方なら、本屋さんで見かけたらぜひ立ち読みしてあげてください。そして、ウケたら買ってあげてください。
もし図書館で見かけたら、読書コーナーに持って行って読み聞かせてあげてください。そして、ウケたら借りてあげてください。
何を描いているのか
個人的には
生命の循環
を描いているのではないかと感じました。
地面が盛り上がって、2つの山ができる。
片方がもう片方を食べ、成熟して果実を落とす。
果実が膨らみ輝きとともに弾ける。
あとから綿毛の生えた種が散っていき、新たな芽生えが起きる。
ってな感じでしょうか。
誰が書いているのか
文は、谷川俊太郎さん。
高名な詩人さんですね。
国語の教科書などで触れたことのある方も多いのではないでしょうか。
僕の記憶では「朝のリレー」という作品が印象に残っています。
絵は、
えりえり (id:rin11-kou10) さんが紹介していた 「もけらもけら」と同じ、
元永定正さんです。
- 作者: 山下洋輔,元永定正
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1990/11/30
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (46件) を見る
不思議な絵ですね〜
一見、なんじゃこりゃ、と思うんですが。
描けと言われると多分描けないんですよ。
そんなわけでご紹介でした。では。