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【観光客必見】道民の僕がどんな「すべらない話」をするのか【後編】

さて今回は「すべらない歩き方」をやります。
週末を過ぎてしまったのは残念ですが、まだこれから訪れる方も多いでしょうから頑張ります。

これは僕が個人的にこうすればあまりすべらないと考えているものなので、異論もあるかもしれませんが。

前回はこちら
【観光客必見】道民の僕がどんな「すべらない話」をするのか【雪道 前編】 - まさに今、Sunny

どうすればすべらずに歩けるのか

スタンス
まずは足の開く幅です。
  1. 足は肩幅くらいに開く
  2. 重心はできるだけ左右の足の中間を進む
図に書くとこんな感じです。
上が通常歩くときだとすると、下が冬道の歩き方だと思ってください。
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普段よりも左右の足は開き目にします。
ガニ股である必要はありませんが、極端にx脚にならないようにしましょう。
どちらかというと股関節から開いて、膝間接以下はできるだけ垂直に地面に降りてくるようにしてください。


なぜそうするのかというと、すべらないというよりも滑ったときに転ばずに済むように、ということになります。

重心が足の間にあるときは、滑っても多少粘ることができます。
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一方、軸足の外側に重心があるときに滑ると、転ぶしかなくなります。
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そこで、左右の足の間隔をあけることで、重心が足の外側に行ってしまうのを防ぐことができます。
モデルウォークのように左右の足が通るラインを一直線にしたときと比べるとバランスのとりやすさはわかりやすいかと思います。

歩幅もあまり大きくせずに、普段よりも小刻みにします。


足の出し方
足は、カカトから着地させずに、足の前半分くらいから着地するようにします。

カカトから着地するのは滑りやすいのと、滑ったとき一気に転倒までいくから避けます。

カカトからだと接地面積が狭いですね。
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足の前半分からと言ってもイメージわかないと思うので、
階段を上るときの足の出し方を平地でもやる
と考えてください。

たぶんですが階段を上るとき、カカトから着くことはないと思います。きっと足の前半分から着地しているはずなんです。
それと同じ感じでやってみてください。
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接地面積が広いのと、滑ったとしてもカカトが残っているので粘る余地があります。

もう一つのイメージとしては
猫の歩き方ですね。
足音を立てないように忍び足で歩く感じです。
極力、路面に衝撃を与えないように勢いを殺しながら着地することを心がけてください。


解説

滑るときとはどんなときでしょうか。
足を出したときですね。
もっというと、着地したとき。

そのときに、
  • 勢い良く
  • ナナメに
足を出すと、滑る確率が高くなります。

路面の摩擦が弱いときなので、勢いをつけていくとズッと簡単に滑ります。
また、ナナメの力を加えると、地面に着地するだけでは済まずに、横とか縦にズレる動きになります。

すべらないようにするにはこれらを避けること。
このために、勢いをつけないようにそっと着地することと、極力垂直に足を下ろすことを意識します。


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上が通常歩くときだとすると、それと比べて、
  • 手を開きバランスをとる
  • 膝と腰を少し落とす
  • 足の幅も広くとる
  • 足の前の方から着地する

カタチのイメージとしては
  • 腰と手の間
  • 膝の間
に、ボールを挟んでいるような感じで間隔を保ちます。


欠点

この歩き方、欠点が一つ。
股関節から幅を広げようとすると、おそらく、お尻の横側の筋肉がつりそうになると思います。力のかけ方としてはそれで正解だと思いますが、つったら大変なのでつらないように、休み休みにしましょう。


最後に


いろいろ書きましたが、転ばないようにするのは歩き方というよりも、
いかに滑りそうな場所を避けて歩くか
ということの方が、はるかに重要です。
歩き方、足の運び方というのは、その上でのことになりますので、まずは滑りそうな場所を極力避けてください。
すすきので飲んだらタクシー乗りましょう。下手に酔った状態で歩かない方がいいです。

この記事が何か参考になると良いのですが。