【SIAF】札幌国際芸術祭2017 モエレ沼公園会場に行ってきた
札幌市では8月から札幌国際芸術祭SIAF2017が開催されています。なにしろキャンプ三昧のため出遅れてしまい、今頃ようやく初見物に行ってきました。
まあ、いかなるイベントかは公式サイトでも見てください。3年に一回の芸術祭で今回は2回目。芸術監督は「あまちゃん」の音楽で有名な大友さん。ちなみに前回は教授こと坂本龍一。
札幌国際芸術祭 – SAPPORO INTERNATIONAL ART FESTIVAL
さてモエレ沼公園といえばガラスのピラミッドですね。
近寄ってみると中に黄色いナニカが。
一階は無料ですが二階からはチケット必要。
黄色い巨大なバルーンと、そこかしこに配された古いターンテーブルから変な音が奏でられます。
で、まあ触っちゃダメなんだけど、子どもは触るよなあ。
この辺は、展示の中に入っていく感じがするのはいいけど、目の前に何か機械があればつい手を出したくなるのはもう本能だし、ガキンチョに触られたくないなら展示法に何か工夫が必要かな?と。
で、パスポート買ってあったので見せて二階へ。
お出迎えは怪しい、いや妖しいタヌキロボ。
ルンバの上に鎮座している剥製がゴルフクラブを手に迫ってくるのはなかなかシュール。
嫌いな人には合わなそうだけど。
僕はこういう悪ふざけ的なの大好き。
同じ空間ではこの辺の地層を再現したものを、上下する荷台に固定した小型カメラでリアルタイムに撮影したものを周囲の壁に上映する、という作品。
で、それを抜けるとバルーンの中に入れる。
二階から見下ろすと、一階の部分の内側を見下ろせる。
この、中に入れるっていうのがいいね。
続いて出てくる芸術監督の大友さんの作品はこれ。
ガラクタそのものなんだけど、子どもってガラクタ集めるの好きだよね。大人から見たらゴミかもしれないけど宝物なんだよね。同じように他人から見たら無価値だとしても自分が好きなら価値を認めていい。
で、三階から。
一番奥は飛行機の圧力隔壁みたいですな。
ターンテーブルが鎮座。
で、階段で降りると一階は謎の怪しいノイズとともに赤いフラッシュの点滅。
ゾンビ出てきそう、とは長男の弁。
もちろん襲われることはないです。
出たら子ども向けスタンプラリーが。
おばけのマールです。
ソフトクリームもSIAF仕様でチョコチップが。
って、かけただけかい!
いや、もとが美味いから美味しいんですけど。コラボメニュー出すのは良いけど、もうちょい今しか食べられません的な要素をがんばってもいいかな?
で、お次はモエレ山へ。
札幌で一番低い山、という人工の山ですが。
稜線に何やらもしゃもしゃしたものが。
そう、冒頭の写真ですね。自転車です。
山を登る自転車の群れ。
景色もいい。
山を降りたら、芸術祭は関係ないですがちょうど海の噴水の時間だったので寄ってみます。
虹が出ましたねー!
感想
今回のテーマは「芸術祭ってなんだ?」 ということですが、十人十色な答えのあるこの問いに対する答えは「みんなちがって みんないい」なのでしょう。
ただまあ、これぞというウケのいいわかりやすさもまた必要かなと思います。なので、ザッとレポを見た感じでは最もオススメされていたのもあって、まずはモエレ沼公園へと赴いたわけですが、やはりパッと見のインパクトがあってわかりやすかったです。
やや遠くて行きにくいのは難点ですが、公園そのものも素晴らしいので、とりあえず行ってみるならモエレ沼で良いかなと。
ただし、せっかく行くなら天気の良い日にしましょう。