【絵本】「はじめてのキャンプ」の魅力はなにか【紹介】
絵本に凝縮されたキャンプの魅力
今日は絵本のご紹介。
こんなにもキャンプの魅力を見事に描いた絵本が、他にあるでしょうか。
キャンプ好きな方はもちろんですが、子どもの頃行ったきりでアウトドアはそんなに興味ないな〜という方にこそ読んでもらいたい、そんな絵本です。
- 作者: 林明子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1984/06/20
- メディア: 単行本
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作者は林明子さん。たくさん絵本を描いておられますね。
この本、フルカラーではなく、四色刷りって言うんでしょうか、黄色、赤、青、黒しか使っていないんですが、実に美しい。
キャンプに行きたくなるその絵を、キャンプの魅力とともに少しだけご紹介します。
外で食べるご飯はなぜ美味しいのか
何てことないおにぎりだけでもいい、外に持って行って、公園でピクニック気分で食べると、家で食べるより美味しいのです。
キャンプでは、子どもたちがご飯作りを手伝ういい機会になります。自分が作ったなら、なおさら美味しく感じるもの。
空気も爽やかだし、少しくらいこぼしても気にならないし。天候に恵まれれば本当に良いことづくめです。
炎が燃やすものはなにか
キャンプファイアーとか焚き火とか、メラメラとした炎を眺めると、どうして癒されるのでしょう?
それはきっと、洞穴とかで暮らしていた頃からの、太古の記憶がもたらすのでしょう。
炎は、暖をとり、消化によく美味しい食事をつくり、暗闇を払うもの。
現代では癒しであり、浄化の炎でもある。
胸の中のモヤモヤしたものも、薪と一緒に燃えて煙になってゆくようです。燃えろ、ストレス。嫌な記憶とともに。
星空に描くものはなにか
夜の暗さと星の明るさ。
こんなにも美しいものだとあらためて知る。
子どもの頃には知っていたはずなのに。
普段、まじまじと星空を眺める機会がどれだけあるでしょう。
夜空を見上げながら杯を交わす、この上ない贅沢なひととき。
宇宙の果てまで行くことはできないが、想像してみることならできる。そのスケールの前に、己が悩みの小さきを思う。
早くキャンプに行きたい
今日はずいぶん暖かい日だったので、一足早く春の雰囲気で、雪解けが待ち遠しくなってきました。
我が家では、夏にはよくキャンプに行くので、こうなると早く出かけたくなってきます。
北海道で快適にキャンプができるようになるのは、6月から9月ころでしょうか。
あー楽しみ。